事例
パーソナル人工知能SENSYのプラットフォームを活用したサービスを提供している、SENSY株式会社。SENSY株式会社のビジネス向け需要予測サービスに、YuMake気象情報APIをご利用いただいています。
需要予測ツール「SENSY MD」では、数10万アイテムの売上をお客様単位・アイテム単位で予測し、商品発注・仕入などのMD計画を最適化します。
アパレルなどのメーカー向け、百貨店・スーパー・コンビニエンスストア等の小売向けの需要予測・MD最適化で導入され、外部情報として気象情報が利用されています。
導入実績:大手アパレル企業 他
YuMake合同会社と近畿大学農学部は、ため池の治水において、水位コントロールの最適化を行う目的で共同研究を行っています。
ため池にIoT気象センサーおよび、ため池の水位測定のための水位センサーを設置することでデータを収集し、降水量と水位の相関を解析。構築した予測モデルと時系列天気予報APIを活用することで、ため池水位の予測を実施しています。また、水位の実績値および予測を可視化することで、管理側からも確認しやすいようにしています。
今後は、ため池の水位コントロールをある程度自動化することで、治水の効率化・最適化を行うことができるよう、検証を進めていく予定です。
株式会社デンソーテンが提供する、通信型ドライブレコーダー『G500Lite」。
G500Liteはタクシー会社、バス会社、運送会社などの企業向けドライブレコーダーで、”もしも”の時を録画することができるようになっています。走行中に撮影した画像をクラウドに集めることで、簡単・リーズナブルに安全運転管理をすることができます。
「安全運転管理テレマティクスサービス」は、このドライブレコーダーで記録した画像の中から、ヒヤリハット地点(事故が発生しそうになった地点)を自動で抽出し、Web上で閲覧することができるものです。ヒヤリハット地点は、このドライブレコーダーを付けているドライバーへ、自動で通知することも可能になっています。
デンソーテン様では、ヒヤリハット地点の画像以外にも性別・年齢・免許証の色・時間帯、そして気象の要素との関連付けが重要だと考えていました。そこで、気象の要素については、YuMakeが提供した過去の推計気象分布データ(過去の気象状況を推定したデータ)を活用し、ヒヤリハット地点のデータと当時の気象状況を紐付けて分析。「雨の日に注意すべきヒヤリハット地点」や「曇の日に注意すべきヒヤリハット地点」の抽出が行われました。
天候状況によるヒヤリハット地点マップについては、Webサービスに実装され、東京モーターショー2017で披露されました。
デンソーテン様・東京モーターショー2017記事
「富士通テンからデンソーテンへ…自動運転実現の一端を担うデンソーテンのポテンシャルとは?!」
https://response.jp/article/2017/11/20/302715.html
G500Liteの詳細については、こちらをご覧ください(デンソーテン様 製品情報)
https://www.denso-ten.com/jp/biz-recorder/g500lite/
利用データ(過去データ:推計気象分布)
https://www.yumake.jp/past-data
東京モーターショーでの展示コンテンツ(株式会社デンソーテン様 提供)
クェスタ株式会社では、建設工事現場向けのデジタルサイネージを提供しています。
週間の作業予定表示機能や現場地図へのペイント機能、騒音振動表示機能など、建設工事現場でこれまでホワイトボードや紙で管理されてきた部分をサイネージ化し、スマートフォンやPCとの連携も進めています。
工事現場では、現場付近の直近の天気の見通しを知ることや熱中症対策が必須であることから、YuMake気象情報APIの時系列天気予報を使用し、WBGTを計算して表示しています。また、降水ナウキャストAPI・雷ナウキャストAPI・竜巻発生確度ナウキャストAPIも活用することで、危険な場合にサイネージへの表示とスマートフォンアプリを通じた通知を行い、いっそうの安全管理に繋げています。
YuMakeでは、世界初の個性を学習するパートナーロボット「unibo(ユニボ)」へ気象情報の提供を行っています。
ユニボへ天気予報を聞くと答えてくれたり、その日の天気に合わせた情報提供も行なってくれます。ロボットへ向けた気象情報提供であるため、自らスマートフォン等で能動的にデータを閲覧するだけではなく、ロボット側から発信することができるため、気象情報活用の幅が一層広がります。今後、提供するデータを拡充することで、ユニボが「かけがえのない家族の一員」になるお手伝いをして参ります。
ユニボは、持ち主と会話を重ねることで人間の個性を学習し、成長していくロボットです。人工知能が搭載されており、家族の思い出を記録してくれたり、料理のレシピを提案してくれたり、色々なことをサポートしてくれるようになります。また、持ち主自らがユニボのスキルを拡張することができ、子どもでも簡単にスキルを作って、自分だけのユニボにカスマイズが可能となります。
(ニュースリリース)世界初の個性を学習するロボット「ユニボ」へ気象情報提供を開始
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000015822.html
YuMake合同会社
050-5586-2046
y-info[at]yumake.jp
※[at]を@に変換して送信ください
〒541-0051
大阪府大阪市中央区備後町3-6-2
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