YuMake合同会社(本社:大阪府大阪市、代表:佐藤拓也、以下YuMake)は、1km毎の天気・気温の状況を1時間ごとに把握可能なデータ「推計気象分布API」の提供を開始いたします。推計気象分布は気象庁が本年3月に提供を開始したもので、気象衛星「ひまわり8号」や気象レーダーによる観測データ等を活用することにより、最新の気温及び天気の分布を1時間ごとに、約1km四方の細かさで推計できるようにしたものです。YuMakeでは、圧縮された状態で提供される本データをAPI化し、緯度経度指定で取得できるようにすることで、アプリやWEBサイト、ビッグデータのデータ蓄積において利便性を高め提供いたします。
気象庁の観測情報における「天気概況」の項目は、職員が観測地点における天気の変化を目視で観測し、表現したものです。機械による自動観測のみを行っている地点では記録できないため、天気そのものの観測情報はなかなか入手できませんでした。よって、天気の状況を1km間隔で推定するデータが発表されたということは、観測データの充実において非常に大きな意味を持ちます。推計気象分布データをビッグデータ化することによって、地域における傾向の分析に活用したりすることができます。
推計気象分布の要素としては、「天気」および「気温」の2要素となります。本APIでは、パラメータにより、下記のような取得オプションを用意しています。
・指定した緯度経度の最寄りのポイントのデータを取得
・指定した緯度経度の近隣データを取得(距離指定)
YuMakeでは、推計気象分布のデータ提供だけではなく、推計気象分布やレーダー情報を活用した気象予報士による雨の状況等の監視サービス、データを蓄積することによるデータ分析サービスも提供して参ります。また、気象センサーを設置し、局地的な気象特性を分析するソリューションの提供も予定しています。お客様の気象状況によるリスク低減、ビジネスへの気象情報活用推進に一層注力して参ります。
データ提供のお申し込み、及びソリューションの詳細に関するお問い合わせは下記からお願いいたします。
https://www.yumake.jp/inquiry
YuMake Weather API
https://www.yumake.jp/api/weather-api